料理で重要な乳化について
今回は私が料理をするにあたり、知っていてよかったと思う乳化について書こうと思います。
そもそも乳化とは何でしょうか?
乳化とは本来混ざり合わない水と油が混ざり合った状態のことです。
乳化で最も分かりやすい例はドレッシングですね。
普段はただの油と水分できれいに二分していますが、使用前に振ると混ざり合ってドレッシングになります。
この水と油が混ざり合うことで何が起こるかというと、美味しくなります!
水と油が混ざることで、舌触りがまろやかになり、とろみがつくので食材に絡みやすくなります。
また、味もそれぞれの調味料がバランスよく混ざり合うのです。
オイルを用いるようなパスタ、野菜の和え物などはすべて乳化させることで同じ味付けでも別格の仕上がりになります。
では、乳化とはどうすれば起こるのでしょうか?
それはとても簡単で撹拌、即ち混ぜればいいのです!!
すべての味付けがそろった段階で混ぜましょう。
菜箸や、木べら、シリコン製のトングなどが混ぜやすいですね。
パスタの場合はゆで汁を加えることで、塩分と溶け出したでんぷんが乳化を助けてくれるそうです。
野菜の和え物は、2本のスプーンでひたすらに混ぜます。
ここで手間をかけるのと適当に混ぜたものでは全く別物の出来になります。
今後、乳化を利用したレシピなども更新していきたいと思います。